新生コペンはライトウェイトスポーツカーを目指すところからはじまりました。2気筒エンジンの搭載も検討したり、運動性能や快適な走行を成立させるためドア以外の全てを樹脂化する「DRESS-FORMATION」のアイデアを具現化したりと多くの意見を重ね、幾度も凍結危機を乗り越えて誕生しました。新生コペンに挑む様々なチャレンジは、ダイハツが大きく変わるきっかけになりました。

「LOVE LOCAL byコペン」
皆様と新たに築く関係をコペンサイトで

“皆様の暮らしの傍にコペンがあることで、より笑顔で楽しい毎日が過ごせるのではないか”。そう想いを込めて「LOVE LOCAL」というキーワードを掲げました。そして“車を売るのではなく、車やカーライフの楽しさを一緒に語る場所作り”を目指し実現したのが、初のパイロットショップ「Copen Local Base KAMAKURA」でした。コペンだけではない車好きやカーライフを楽しんでいる方々が集い、地元の方も散歩がてらに立ち寄れるようなオープンな場でありたいという想いは、ここ琉球ダイハツのコペンサイトにもしっかりつながっています。

買うだけでは終わらない、
買ってからはじまるカーライフを共に

各地で暮らす皆様と私たちがコペンでつながり、Face to Faceでコミュニケーションを築く。そして、これからはダイハツ全体でLOVE LOCALを体現していきたいと考えています。実際、このように皆様と顔を合わせ、言葉を交わしていくと共感・共創できるのが「LOVE LOCAL」そのものだと思っています。将来的には、3Dプリンターでお客様自身が自由にパーツをデザインし、Web上でオーダーできるような時代がやってくるでしょう。ストラタシス・ジャパン様と提案した「コペンEffect Skin 3DP」は、その先駆けとなり、皆様のカーライフの楽しみ方の奥行きを広げていけるような取り組みになると思っています。今後も買うだけでは終わらない、買ってからはじまる新しい関係を皆様と共に作っていきたいと思います。

藤下　修
ダイハツ工業㈱　元コペン　チーフエンジニア